西郷隆盛と野菜生活

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  • 2014.11.04

鹿児島市喜入町にある観光農業公園グリーンファームは、様々な農業体験や滞在型の観光農園などが充実した施設。こうした施設が象徴するように現代人も農的な暮らしに憧れ、余暇のひとつとして農業に親しむひとが増えている。

実は西郷隆盛も、こうしたグリーンツーリズムの実践者のひとりであった。ただ特に江戸時代における西郷家にとって農作業は、余暇よりも生活のための食糧確保としての役割が大きかったようだ。また西郷も武士としてのお仕事がりながらの農作業に従事でゆえに苦労もあったであろう。舞台となる場所は、鹿児島市郊外の西別府にあり、現在は「西郷野屋敷跡」として公園化され親しまれている。大家族だった西郷家にとって野屋敷の存在は大きく、本宅のある加治屋町から半日くらいかけて訪れ、時には滞在もしてからいもなどを栽培していた。

ここには長期滞在できるように、6畳、3畳、4畳、2畳の田の字型の小屋があったようだ。明治6年の政変後には西郷隆盛も時間的な余裕もあり自らを居住地から「武村の吉」と称して、特に余暇を目的とした農的な暮らしを実践していた。生活の余裕もありながらの農作業ということなので、つまり鹿児島におけるグリーンツーリズムの先駆者ともいえそうだ。

野屋敷での滞在は「短くて3日、長くて1週間くらい」といわれ、西南戦争勃発まで西郷にとっては穏やかな時間を過ごしてた場所のひとつだったのだろう。

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